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「学社連携・融合通信」第11号 学社連携・融合における本市のこれまでの取組み | いわき市教育委員会

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Academic year: 2018

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平成22年2月18日(木)に、いわき市総合保健福祉センターにおいて、平成21年度「いわき市青少年教 育研究発表会」を開催いたしました。当日は、学社連携・融合事業の実践事例発表として夏井小学校の鈴木廣 美教頭先生に、また、学校支援地域本部事業の実践事例発表として、内郷地域コーディネーターであります三 室千鶴子氏及び内郷公民館の永井賢一郎副館長よりご発表いただきました。さらに、『「学社連携・融合」を生 かした子どもたちの「学び」の充実~「自立への意欲」を育むために』と題し、いわき市学校支援研究会議の伊 藤行和委員長より講話をいただきました。

今号では、夏井小学校の発表内容の一部を掲載いたします。

◎ 『豊かな関わりを築き、共に学び育つ児童の育成』を目指して

      ― 教育活動における学社連携・融合事業の実際 ―

       発表者 いわき市立夏井小学校 鈴木廣美教頭、小野博史教務主任

 

夏井小では、上記の5つのチャレンジをもとにした様々な活動を実践されている(1面右下左図参照)。 1 うつくしま田んぼの学校事業(1面右下右写真参照)

第11号 平成22年3月

発 行 いわき市学社連携・融合会

夏井小は教育目標に『「豊かな関わりを築き、共に学び育つ児童の育成」~豊かな人間関係の中で、互 いの良さを認め合い、切磋琢磨し共に伸びることの出来る児童を育てる。』を掲げており、スローガンは 『なかよく つよく いっしょうけんめい』である。

そして、それらを育成するための5つの手だてのもとに教育活動を実践されている。

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県指定事業(平成20年度から4年間)。夏井小学校田んぼの学校応援団(校長:木田和男氏、教頭:阿部 武市氏、いわき農林事務所、水土里ネット、夏井公民館高齢者学級(夏井くすのき学園)、保護者等の連携・協 力のもと5年生を中心に全校生が農業体験や生き物調査をする活動を実施している。

② 特別非常勤講師活用事業

  3年生・社会科:「野菜づくり」、6年生・総合的な学習の時間:「国際理解講座」 等 ③ 市役所出前講座の活用事業

  6年生・総合的な学習の時間:「根岸官衙遺跡の学習」(市教育委員会文化課) 等

4 幼小連携・小中連携事業

(1) 平第一幼稚園、蛍保育園、夏井保育所との幼小連携事業の実施…「学校めぐり」等

(2) 藤間中学校との小中連携事業の実施…藤間中学校区三校合同授業研究会の実施(授業研究会を高久小 学校、夏井小学校、藤間中学校で自由に公開し合い、現職教育での交流をする。)

⑤ 地域の教育力を生かして

  6年生・総合的な学習の時間:「戦争体験の話」 「夏井川の生き物調査」、2年生・生活科:「町 探検」、5年生:夏井公民館「ジュニアリーダー 学級」 等。

成果と課題 成 果

○ 子どもたちの「学ぶ力」の向上

学年末に行われるNRT学力テストの結果が向上 した学年が多い。地域の人材、自然との連携による 体験活動を体系的に行う前に比べると、調査した国 語と算数の数値が向上している。

夏井小では体験活動だけでなく、活動後に教科 のねらいを基に、教師が関わり、工夫し、新聞、絵 画、作文、発表会などの活動を行う。そこで思考力、 判断力、表現力が培われる「学び」が発生する。体 験しただけで終わりではなく、そこから生まれた 感動を表現する学習など「体験」を「学び」へと繋 げたことで児童の「学ぶ力」が少し向上したものと 夏井小では分析している。

課 題

●「連携」から「融合」へ

 「連携」から「融合」への学びの連携と質の向上 をめざす。イベント的に連携するのではなく、連 携する双方が授業に関する意見交換を対等かつ十 分に行い、ともに同じ授業の目標に向かうことが 理想である。「連携」から「融合」に高めるため、 実践をふりかえり、地域の自然・産業・歴史・人 材についてより理解を深め、教材化を図り、子ど もたちの学びに生かしていくことが必要である。 夏井小の児童に「生きる力」をはぐくむため、教 師もまた自分たちの感性を豊かにし、人と関わり あいながら学び続け、「連携」を「融合」に高め ていきたい。

  

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参照

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